いれいす ほとけ リングライト 10個-セール店舗や値段。内ポケットの中のラベルに「10/25(1925年10月)」とあるため、現在は2026年なので、正確には製作から101年が経過している。歴史的資料として100年を超えたことで、単なる「古い服」ではなく、1920年代(狂騒の20年代)のロンドンの社交界や、当時の最高峰の仕立て技術を伝える「歴史的遺産(アンティーク)」の価値がある。この1920年代は、ロンドンのマドックス・ストリートやサヴィル・ロウ周辺には、軍の将校向けに高品質な軍服や私服を仕立てるテイラーが数多く存在していた。ハリー・エヴェリットもその一つであり、当時の英国紳士や軍のエリート層に愛用されていた。そしてこの服は、1925年10月に顧客であるリケッツ氏(Ricketts Esq.)のためにオーダーメイドで作られたビスポーク(注文仕立て)の一着であることを示している。「リケット大尉(Capt. J. H. L. Rickett)」という人物については、当時の陸軍名簿(Army List)などで確認できる。1920年代は第一次世界大戦後の再編期にあたり、将校たちはこうした名門テイラーで自身の階級にふさわしい一着を誂えるのが一般的だった。 そして100年前のロンドン・マドックス通りのテイラーによるハンドメイドの燕尾服は、現代では再現が難しいほど細密な手仕事が施されていることが多く、ボタンホールや地衿作りのハ刺しなどに職人の極めて高い技術が凝縮されている。 またアンティークテキスタイルとしても非常に貴重。1925年当時のロンドンは「狂騒の20年代(Roaring Twenties)」の真っ只中にあり、エドワード8世(後のウィンザー公)がファッションリーダーとして君臨していた時代。素材はバラシア。裏地はシルク。サイズは実際着てみるとちょっと大きめの46、もしくは痩身の48サイズ相当。各所メジャー実測値は肩幅43cm、身幅51.5cm、着丈103cm、袖丈62.5cm、裄丈84.5cm。虫喰い穴は無し。実際着なくとも威厳なディスプレイに最適。100年前のアンティークなので裏地の切れ、縫い目の解れ、パーツの欠損はご了承下さい。